集英社が出版する“週刊少年ジャンプ“で連載されている『呪術廻戦』が、8月19日同社の公式HPで、あと“5話“で最終回を迎えることを発表しました。
9月30日(月)発売の少年ジャンプ44号で最終回となる今作、漫画はもちろん、テレビアニメ、映画ともに大ヒットの人気作品の突然の発表に、ファンの様々な声が集まりました。
呪術廻戦
作者“芥見下々“
呪術廻戦の作者は芥見下々（あくたみげげ）(32歳)、少年時代から集英社『週刊少年ジャンプ』の愛読者であり、小学5年生の頃から将来漫画家になるということを意識し始めたようです。
高校卒業後の進路で漫画家になる道を志望し、投稿作品先を『週刊少年ジャンプ』に選んだこの時のタイミングから現在まで、集英社との縁が続くようになりました。
2017年に集英社が発行する季刊漫画雑誌『ジャンプGIGA』にて『東京都立呪術高等専門学校』が連載され、翌2018年『週刊少年ジャンプ』で『呪術廻戦』の連載が始まりました。
ストーリー
主人公は特出した身体能力を持つ高校生“虎杖悠仁“。自分の高校に封印されていた『呪物』をひょんなことから解放してしまい、現れた化け物・呪霊に襲われ窮地に追い込まれます。虎杖は力を得るために自ら呪物「宿儺の指」を食べ特級呪物・両面宿儺を復活させ、その器となります。
「宿儺の器」となった虎杖は都立呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートする、という概要になっています。
アニメの大ヒット
2018年連載開始され、人気を博した呪術廻戦ですが、2020年テレビアニメの放送がスタートします。まずは第1期として2020年10月3日から2021年3月に全24話が放送されました。
その後2023年7月から12月にかけて第2期（全23話）も放送されました。
NetflixやAmazonプライムなどの動画配信サイトでも配信され大ヒットを記録、「廻廻奇譚」、「青のすみか」、「SPECIALZ」などの主題歌もヒットしました。
劇場版
テレビアニメ第1期終了後、2021年12月に「呪術廻戦」本編の前日譚として「劇場版 呪術廻戦0」が劇場公開されました。
約5ヶ月のロングランを記録した今作は「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」（通称“0巻“）を原作とし、呪術廻戦の原点でもある“愛と呪いの物語“が描かれました。
幼少の頃、幼なじみの祈本里香を交通事故により目の前で失った乙骨憂太。怨霊と化した里香の呪いに苦しみ、自身の死を望む乙骨だったが、最強の呪術師・五条悟によって“呪術高等専門学校（呪術高専）”に迎え入れられる。乙骨が呪術高専で里香の呪いを解くと決意する一方、乙骨たちの前に、かつて一般人を大量虐殺し、呪術高専を追放された最悪の呪詛師・夏油傑が現われ、“来たる12月24日に百鬼夜行を行なう”と告げる。
今作は全世界累計興行収入２６５億円超の大ヒットを記録しました。
連載6年半に幕
最終回まであと“5話“
8月19日に集英社より発表されたのは、9月30日発売の週間少年ジャンプで「呪術廻戦」が最終回を迎えるという内容。
芥見さんの「「あと５回で物語が終わります。自分の望んだ形で物語を締めくくることができるのは、ひとえに読者の皆様のご支援とご協力のおかげです。ありがとーう！！『呪術廻戦』を支えてくれた、できるだけ多くの人達が納得できる（多分）ような最終回を鋭意制作中です。それでは皆さん！！平にご容赦下さい！！」とのコメントも紹介された。
読者・ファンの反応
大ヒット連載中の呪術廻戦の突然の発表に多くのファンも反応し、X（旧Twitter）のトレンド1位に「あと5話」という4文字が急浮上するほど。
いきなりの報告を残念に思う声や残り5話でどう完結するのだろうという疑問の声も多く、最終回に向けた予想や考察の内容の投稿も多く上げられました。
まとめ
週間少年ジャンプで大ヒット連載中でありアニメ映画も人気を誇る「呪術廻戦」がついに最終話を迎えます。
残り“5話“でストーリーはどのような結末を迎えるのでしょうか。
そして漫画完結後のアニメやイベント等がどのように動いていくのかも注目したいところです。
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